現場に展開された多数のエッジデバイスを一元リモート管理。
AVerMediaの遠隔管理オプションは、エッジデバイスがシステム停止した場合でも独立したネットワーク経路でリモート管理と復旧を行う強力なソリューションです。
OOBによる独立したネットワークの確保
AVerMediaデバイスのオプション「OOB(アウト・オブ・バンド)モジュール」を追加すると、ホストOSから独立した専用通信経路が確保され、仮にOSがクラッシュ、コンテナランタイムが停止、 ネットワーク設定が破損しても、リモートから監視、復旧、電源の強制ON/OFFを実行することが可能になります。
OOBが重要になる理由
エッジAI環境では、多数のデバイスが遠隔地の現場に設置されます。メンテナンスのために物理的にアクセスすることは難しく、万が一システムトラブルが発生すると復旧までに大きな損失が発生してしまいます。OOBモジュールを導入すれば、 リモートから様々の復旧アクションが可能になります。
- OSが応答しない場合でも、強制的に電源をON/OFF
- 停止したデバイスのBIOS/UEFIにアクセスし、システムログを収集
- AVerMedia提供の遠隔管理インターフェース(ERMI)を利用可能
- 他社のリモートマネジメントシステムとAPI連携可能
ERMIインターフェースとは?

ERMIは、OOBモジュールを活用するためにAVerMediaが提供するリモート管理インターフェース/ツールです。Redfish®標準規格に基づいて構築されたERMIは、電源制御・ファームウェア更新・コンソールアクセス・システム稼働監視・イベント通知などを 単独利用または他社サービスとのAPI連携で提供します。
ERMIの主な機能
遠隔制御
- リモート電源ON/OFF
- リモートコンソールアクセス
システム設定
- ERMIファームウェア更新のAPI対応
- 仮想メディアによるJetson BSP更新
セキュリティと監視
- ユーザー権限管理
- デバイス稼働状態モニター
ネイティブAPIサポート
- 汎用性のある標準規格Redfish API
- 開発者フレンドリー設計
- 既存の他社管理ツールと容易に統合
ERMIアーキテクチャの概要
ERMIは、OOB遠隔管理の一貫性・拡張性・統合容易性を実現するために、3つのレイヤーで構成されています。
デバイスレイヤー:
マルチプラットフォーム対応のERMIのファームウェアとデーモンが、NVIDIA Jetson・Qualcomm・x86/ARMシステム上で動作。コントロールレイヤー:
Redfish®上に構築されたERMI APIで、遠隔デバイスの電源管理・ファームウェア更新・稼働監視などを安全かつ一元的に実行。アクセスレイヤー:
エッジデバイスへの遠隔操作は、お客様環境にあわせてAVerMedia製ERMIローカル管理ポータル、お客様独自のポータル、またはAPI統合を通じて実行できます。
パートナー様ごとの活用パターン
パートナー様のタイプごとに、3つの形態でERMIを提供します。:
ハードウェアベンダー様
→ERMI管理を製品に統合
デバイスに組み込むためのMCU、Flashチップを提供。貴社ハードウェアにOOB管理機能をそのまま追加できます。
システムインテグレータ様
→ERMI/OOB提供
APIと組み込み容易なモジュール設計の組み合わせで、他社製品にも導入できます。
ソフトベンダー様 –
→ERMI API提供
Redfish®規格に準拠したAPIで、貴社管理ツールやアプリケーションにOOB管理機能を追加できます。
ERMIの活用事例
遠隔管理ポータルを運営する Cogniteam 社が、ERMI APIを自社ポータルへ組み込むことでより強力なエッジ管理基盤を実現した事例をご覧ください。
パートナー様とともに、柔軟に展開可能な設計
ERMIのアクセスレイヤーは、信頼できるソフトウェアベンダー・管理基盤パートナーと共同開発を行っています。クラウド・オンプレミス問わず、お客様要望の管理プラットフォームと とOB/ERMIは柔軟に統合することが可能です。
